業務案内

飯田鉄工所業務案内イメージ

金属部品加工一筋、約60年におよぶ努力を重ねてきた飯田鉄工所は少量、多品種生産の便利な町の工場です。
町工場と言えど、今日のお客様のご要望にお応えすべくさらなる、加工精度・加工技術向上をめざし努力を重ねてまいります。
また、同分野のネットワークを活かし各協力工場と連携し柔軟に幅広く対応しております。

加工分類

フライス・マシニングセンタ加工

フライス・マシニングセンタ加工

フライス加工は切削加工の一種で、簡単に言えば、フライス盤は金属が回るのではなく、刃物が回転して削っていく機械です。工作物をテーブルに固定し、ドリルやリーマー、タップなどが回転しながら加工し製品を作ります。
面削り、溝削り、穴明け加工などをします。“角もの”と言われる部品ならフライスだけで可能です。
NCフライス盤が発展したものがマシニングセンターです。
工具自動交換装置(ATC)を備えたものを指します。ATCはAutomatic Tool Changerの略です。回転工具の自動交換機能を備え工作物の取付け替えなしに、多種類の加工ができる機械です。
面削り、溝削り、穴明け、ネジ立て加工など可能です。

旋盤加工

旋盤加工

フライス盤との大きな違いは、製品が回って加工をするという部分です。
回転するチャックというものに被切削材料を取り付け、その取付けた被切削材料を回転させチップやバイトで削っていきます。被切削材料が回転し、同芯で外径と内径を加工する事ができるので、加工品は必ず回転軸に対して対称形になり、ぶれる事が無い製品が作り出せます。
外径削り、外径溝入れ、ネジ切り、内径削り、内径溝入れ、穴明け加工が可能です。

ボール盤加工

ボール盤加工

ボール盤加工も切削加工のひとつです。
ドリルを回転軸に取付け穴を明けたり、タップを取付けてネジ立て加工する機械です。
穴明け、ザグリ、リーマ、ネジ立て加工などをします。
例えば、“穴広げ加工”は貫通した穴より太いドリルで直径を広げます。これにはリーマ加工も含まれます。
また、穴の内側に溝を刻む“タップ加工”やすでに開いた穴の形状を整える“中ぐり加工”や“座ぐり加工”もボール盤加工のひとつです。

溶接加工

溶接加工

“TIG溶接”は、トーチの電極にタングステン合金を用い、シールドガスにアルゴンを用いた溶接です。
溶接跡がきれいで、炭酸ガスアーク溶接では不可能なアルミの溶接も可能です。
アルミ以外の非鉄金属の溶接にも向いています。

“炭酸ガスアーク溶接”は、接合部の品質を保ちつつアークを安定させる為にシールドガスに炭酸ガス(CO2)を用います。溶け込みが深く母材同士の融合が強い溶接で、半自動溶接とも呼ばれます。

台車の製作等の軽作業は社内で、本格的な溶接加工は協力会社加工のため別途打ち合わせが必要です。

樹脂製作品

樹脂製作品

試作品や少量生産に向いている切削加工から大量生産向きの成型加工までともに対応可能です。協力会社加工のため別途打合せが必要となります。

加工材質

  • 鋼材(SS材、SC材、SK材、SKD材など)
  • ステンレス(SUS)
  • 非鉄金属(アルミ、真鍮など)
  • 樹脂(MCナイロン、ジュラコンなど)

加工サイズ

  • フライス加工 : X700 × Y300
  • Ø6~Ø150